アーケイディアが目指す理想郷 ~アーケイディアとは~
弊社を設立する前、ITバブルも去った中でも「Win-Winモデル」と称しITベンダー群がアライアンスを組み、お互いの顧客企業へと最善のソリューションであるかのごとく提案活動を行う渦中に自ら身を置き、そんなベンダーお仕着せのソリューション提供のモデルが本当に顧客企業の経営戦略に則ったものなのかどうか疑問を持っていました。
実際、戦略や目的が明確でない顧客企業では心ないベンダーにおいては、言葉が悪いですがベンダー論理によるソリューションの押し売り?っと思われるものが多くあり、Win-Winの関係はベンダー同士にあったのではないかと思わせる程でした。 しかし、問題はベンダー側にだけあるわけではなく、顧客企業が自らの戦略や目的を明確にできず、ベンダーに全てを一任してしまうようなケースが多いのも原因でした。
この問題を解決する為には顧客企業側が経営戦略に則り、ビジネス要件をITベンダーに的確にインプットし、ITベンダーのマネジメントを行うリソースが必要です。しかし、現実には一部の大企業を除き、顧客企業側にITプロフェッショナルのリソースは限られており、人材を育成するということ自体も難しい状況です。 そこで顧客企業の立場に立ったITプロフェッショナルのアウトソーシングニーズがあるのではないか、それが弊社設立のきっかけでした。
顧客企業とITベンダーの架け橋になり、顧客企業の立場でITマネジメントを遂行すること。そんなプロフェショナルサービスが本当に喜ばれるのではないか。
また、そうした顧客側に主導権があることで、ベンダー側と健全な関係を築きあげる。これこそが真のWin-Winモデルを実現することなのではないかと信じています。
顧客企業の経営戦略を理解し、戦略実行の一手段であるITを効率よく、かつ、効果的に顧客に利用させることを通じ、顧客企業への利益貢献を約束する。
顧客企業支援の経験を通じ、情報戦略プロフェッショナルとして常に自問自答することにより改善を施し、成長することをモチベーションとする。
これを実現するために、弊社の理念は以下7つとしました。
- 『ITは単なる道具』でしかないことを理解する
- 顧客企業の経営者の視点で考える
- 全てのステークスホルダーの利害関係を理解する
- 成果にコミットする
- 常に疑問を持ち続ける
- 付加価値提案をし続ける
- 新しいビジネスのあり方に挑戦する
私達は真のWin-Winモデルという理想郷(アーケイディア)を築き上げるために挑戦し続けます。
アーケイディア・コンサルティング株式会社
代表取締役社長兼CEO 鈴木浩之